ブレビル Barista Express(BES870)本音レビュー|10万円超の価値はある?ラテアートへの影響とデロンギとの違いを徹底比較

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「自宅を完全に、本物のサードウェーブカフェに変えたい」

「デロンギの手動マシンも良いけど、もっと業務用に近いスペックでラテアートを極めたい!」

そんな本物志向のおうちバリスタたちから絶大な支持を集めているのが、オーストラリア発の世界的なプレミアム家電ブランド、ブレビル(Breville)のエスプレッソマシン**「Barista Express(BES870)」**です。

海外の本格的なコーヒースタンドにあるような重厚感あふれるオールステンレスボディ。そして本体中央に鎮座するアナログの気圧計。そこにあるだけで部屋の空気が一瞬でプロの現場へと変わる、圧倒的な存在感を放ちます。

しかし市場価格は10万円超えという、家庭用としては非常に高額なハイエンドマシンです。「これだけの金額を出す価値が本当にあるの?」「デロンギの3〜4万円のマシンと何が違うの?」と、最後の一歩を踏み出せずに悩んでいる方も多いでしょう。

結論から申し上げます。「妥協のないラテアート」と「お店クオリティの濃厚なエスプレッソ」を自宅で追求したいなら、安いマシンで遠回りするよりも、最初からブレビルを選ぶのが最短にして最高の正解です。

今回は、ブレビル BES870のリアルな注意点から、おうちバリスタを虜にする理由、デロンギとの徹底比較まで、本音で解説します。

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目次

この記事でわかること

  • BES870の公式スペックと購入前に知るべき注意点2選
  • 10万円の価値がある神メリット4選
  • デロンギデディカ+グラインダーとの徹底比較
  • ラテアートの品質がどう変わるのか
  • 買って後悔する人・大満足する人の違い

【まず結論】BES870はこんな人に最適

おすすめできる人おすすめしない人
ラテアートを本気で極めたいキッチンのスペースが限られている
グラインダー内蔵で粉散らかしから解放されたい複数台の設置を避けたいが省スペース優先
業務用に近いスチームパワーを求める初めてのエスプレッソマシンで試し買いしたい
デロンギ入門機からのステップアップを考えている並行輸入品の電圧・保証リスクが気になる

【公式スペック】ブレビル Barista Express BES870

購入前に必ず確認すべき公式スペックをまとめます。

項目スペック
本体サイズ幅337×奥行318×高さ400mm
重量約10.4kg
ポンプ圧15気圧(イタリアン製ポンプ)
グラインダーコニカルバーグラインダー(18段階調整)
温度制御PID(デジタル温度制御)搭載
水タンク2.0L(取り外し可能)
消費電力1,850W
素材ステンレス鋼・プラスチック
対応電圧機種により異なる(要確認)

BES870には1,850Wの高出力加熱システムと電子PID温度制御が搭載されており、抽出時の水温を精密に管理して最適なエスプレッソ抽出を実現します。また低圧プレインフュージョンシステムにより、抽出前に低圧でコーヒー粉を均一に湿らせることで、より均質な抽出が可能になっています。


覚悟して買うべし!BES870のリアルな注意点2選

10万円を超える最高峰マシンだからこそ、購入前に絶対に知っておくべき2つのポイントをお伝えします。

注意点①:日本のキッチンでは「かなり大きく、重い」

BES870の本体サイズは幅337×奥行318×高さ400mm・重量約10.4kgと、家庭用マシンとしてはかなり大型・重量級です。

デロンギのデディカ(幅150mm)のように「キッチンのちょっとした隙間に置く」ということは不可能です。一度設置したら頻繁に移動させることもできないため、購入前に専用の「コーヒースタンドスペース」をしっかり確保できるか、必ずメジャーで実測してください。

特に奥行き318mmという数値は見落とされやすいポイントで、一般的なキッチンカウンターの奥行き(約600mm)の半分以上を占めます。グラインダーからコーヒー豆を補充するための上部スペースも必要なため、上の棚との間隔も確認が必須です。


注意点②:並行輸入品の電圧・コンセント形状に要注意

ブレビルは海外ブランドのため、ネット通販では海外仕様(アメリカ・オーストラリア等)の並行輸入品が多く流通しています。

海外仕様品を日本のコンセントにそのまま接続すると、スチームのパワーが落ちる・抽出が安定しない・最悪の場合は故障の原因になります。また、プラグの形状が3ピンになっている場合は変換アダプターが必要です。

購入の際は必ず以下を確認してください。

  • 「日本国内の100V仕様対応」の明記があるか
  • 信頼できる販売元(正規代理店・公式ショップ)からの購入か
  • 日本語での保証・サポート体制があるか

⚠️ 価格の安さだけで並行輸入品を選ぶのは危険です。 日本仕様モデルを正規販売ルートで購入することを強くおすすめします。


10万円の価値がある!BES870の神メリット4選

注意点を理解した上で、なぜ世界中のコーヒーガチ勢がこのマシンに10万円を投じるのか、その圧倒的な理由を解説します。

メリット①:グラインダー一体型の美学。粉が一切散らからない

手動エスプレッソマシンで最もストレスになるのが、「別のミルで豆を挽いてからスプーンでフィルターに詰め替える際に粉が周囲に飛び散ること」です。

BES870は一体型の正確な円錐形バーグラインダーで、ニーズに応じて豆を挽き、挽きたての適量のコーヒー豆を直接ポルタフィルターに届けます。

ポルタフィルターを専用の注ぎ口にカチッと差し込むだけで、必要な分量の粉がダイレクトにフィルター内に注がれます。粉を計量する手間も、周囲を汚すストレスもゼロ。この一体型ならではの「ドーシングの美しい動線」はブレビルだけの特権です。


メリット②:デロンギとは別次元!極上マイクロフォームが秒でできるスチームパワー

デロンギの入門機(デディカ・スティローザ)が初心者に扱いやすい「マイルドなスチーム」だとすれば、ブレビルのスチームは**「圧倒的なハイパワー」**の一言に尽きます。

業務用マシンと同じように高圧の乾燥スチームが噴射されるため、ミルクピッチャー内の牛乳がものすごいスピードで回転します。目安として15〜20秒ほどノズルをあてるだけで、表面にボコボコした泡が一切残らない、シルクのような艶を放つ「超微細マイクロフォームミルク」が完成します。

スチームのパワーが強いため、ラテアートでハートや美しいリーフを描く難易度が、デロンギ入門機と比べて劇的に下がります。「ラテアートがなかなか上達しない」という方の多くは、マシンのスチームパワー不足が原因です。


メリット③:抽出状態がリアルタイムでわかる「プレッシャーゲージ(気圧計)」

本体中央に配置されたアナログの気圧計は、単なる飾りではありません。エスプレッソを抽出する際の現在の抽出圧力をリアルタイムで針が示してくれます。

理想的な「9気圧(エスプレッソゾーン)」に針がピタッと止まる状態は、タンピングの強さと豆の挽き具合が完璧にマッチした証です。チョコレートのように濃厚でトロトロとしたエスプレッソが細い糸のように紡ぎ出される瞬間、バリスタとしての達成感が極限まで高まります。

「今日の豆は少し細かく挽きすぎたから圧力が高くなった」という原因の特定と改善が数字で可能になるため、勘に頼るしかなかった他のマシンとは再現性と安定感の次元が違います。


メリット④:PID温度制御で抽出温度が常に安定

BES870のデジタル温度制御(PID)は、エスプレッソ抽出時の水温を精密に管理します。

温度のブレは「日によって味が違う」という最大の原因の一つです。PID制御により毎回同じ温度で抽出できるため、豆の種類が変わっても安定した品質の一杯が実現します。 さらに、スチーム後の水温を自動的に調整するパージ機能も搭載されており、スチームからエスプレッソ抽出への切り替えもスムーズです。


徹底比較|「ブレビル BES870」vs「デロンギ デディカ+グラインダー」

手動の高級エスプレッソマシンを探している方が必ず迷うのが、**「デロンギ デディカ(約37,000円)+高性能グラインダー(約23,000円)=計約60,000円」か、「ブレビル BES870(約100,000〜130,000円)」**かという選択です。

比較項目デロンギ デディカ+グラインダーブレビル BES870
総コスト目安約60,000〜80,000円約100,000〜130,000円
設置スペース2台分(コンセントも2系統)1台で完結
スチームパワーマイルド(初心者向け)ハイパワー(業務用に近い)
粉の散らかりグラインダーから詰め替えが必要ダイレクトドーシングでゼロ
PID温度制御なし(機種による)搭載
プレッシャーゲージなし搭載
ラテアートの難易度やや難しい格段に下がる
管理の複雑さ2台分のメンテナンス1台で完結

プロの結論:「トータルの設置スペースを減らし、業務用レベルのスチームパワーと再現性を求めるなら、最初からブレビルの一択」です。

デロンギでグラインダーを別々に買うと、コンセントが2系統必要になりキッチンがコードと2台のマシンで占有されます。ブレビルならコンセントは1つで済み、幅337mmの中に「最高峰のグラインダー」「強力なスチームボイラー」「PID温度制御」「プレッシャーゲージ」が美しく集約されています。


BES870で「神の一杯」を淹れるためのダイヤル調整の楽しさ

ブレビルの醍醐味の一つが、グラインドサイズ選択ダイヤルの18段階調整です。5番の設定から始めることが推奨されており、数字が小さいほど細かく、大きいほど粗くなります。

コーヒー豆はその日の気温・湿度・焙煎からの日数(鮮度)によって、最適な挽き目が毎日微妙に変化します。

「昨日はダイヤル5で完璧な9気圧が出たけれど、今日の豆は少し乾燥しているからダイヤル4にしてもう少し細かくしよう」

そうやってプレッシャーゲージを見ながら自分だけの方程式を解き明かし、完璧な「神の一杯」を搾り出せたときの達成感は、全自動マシンでは絶対に味わえない、手動ハイエンド機だけの贅沢な特権です。


よくある質問

Q. BES870は初心者でも使いこなせますか?
A. エスプレッソマシン自体が初めての場合は、デロンギのスティローザやデディカから入って基本を学んでからのステップアップが最も効率的です。BES870はポテンシャルが高い分、豆の挽き目・タンピング・スチーム技術の習得が必要になります。

Q. 並行輸入品と日本仕様モデルでどれくらい差がありますか?
A. 電圧の違いによってスチームのパワーが落ちるだけでなく、修理・サポートの対応が受けられない可能性があります。10万円を超える買い物だからこそ、日本仕様モデルを正規販売ルートで購入することを強くおすすめします。

Q. グラインダーの粒度は細かく設定できますか?
A. 18段階で調整可能で、数字が小さいほど細かく挽けます。5番からスタートして気圧計を見ながら微調整するのが推奨されています。

Q. デロンギ マグニフィカSとどちらを選ぶべきですか?
A. 全自動でブラックコーヒー・エスプレッソを毎日楽に飲みたいならマグニフィカS。自分でタンピングしてラテアートを極めたいならBES870という明確な使い分けがあります。「ラテアートがしたいか・全自動で手軽に飲みたいか」で選択が変わります。


まとめ|おうちカフェの「終着駅」。これ以上の遠回りはやめよう

ブレビルのBarista Express(BES870)は、決して安い買い物ではありません。しかし、2〜3万円のエントリー機を買って「スチームが弱い」「粉が散らかる」「やっぱり物足りない」と悩んで買い替えるくらいなら、最初からこの「終着駅」を選んでおく方が、結果的にお金も時間も無駄にしません。

買って後悔する人

  • 初めてのエスプレッソマシンで、まず試し買いしたい方
  • キッチンスペースが限られており、大型機器が置けない方
  • 並行輸入品のリスクを理解せずに価格だけで選ぶ方

大満足する人

  • ラテアートを本気で極めたい・業務用に近いスチームが欲しい方
  • グラインダー内蔵で粉の散らかしから解放されたい方
  • デロンギ入門機からのステップアップを検討している方
  • プレッシャーゲージで抽出状態を数値で確認したい方
  • 一生使える本物のおうちカフェ環境を構築したい方

毎週末カフェに行って並ぶ生活から、ベッドから起きてすぐ自分で極上のラテを淹れる生活へ。「いつかブレビルを買いたい」と思い続けるよりも、今日決断する方が、コーヒーライフが豊かになるのは早くなります。

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